木質資源の段階的利用

木質資源の段階的利用

木材は太陽エネルギーによって水と炭酸ガスからつくられた生物資源です。
天然の状態で大きな固体として生活資材に使える材料は木材と石材しかありません。
しかも木材は炭酸ガスを固定して長期間貯蔵します。
使えなくなった木材は、最終的に燃焼や微生物によって分解され、十年から数十年で再び木材資源としてよみがえるという、他材料にはない、大きな特徴をもっています。
したがって木材を成長に要する時間より長く有効利用すれば、資源を枯渇させることなく循環利用できるはずです。
木材は丸太から製材品→合板、集成材→パーティクルボード、パルプ、繊維板、のように、次第に小さいエレメントに、段階的に、リサイクル利用されます。
パーティクルボード、繊維板は原料のすべてを、工場廃材、小径木・林地残材、建築解体材のようなリサイクル資源によっており、木質資源の段階的利用のかなめになる大事な位置を占めています。
上の図は木質資源の段階的利用をしめしたものです。ちょうど枝分かれして落ちる滝のようなので、カスケード利用ともいわれています。