Q&A

木質ボードとリサイクルに関するQ&A

Q1.
木質ボードとは?
A .
木質ボードは繊維板・パーティクルボード等、木材チップを原料としたボードの総称です。原料を繊維状にしてから成型したのが繊維板、小片にしてからプレス成型したのがパーティクルボードです。
繊維板・パーティクルボードにはJIS規格があり、管理された工場から安定した品質の製品が供給されています。
JIS A 5905 繊維板
・ハードボード
・MDF(中密度繊維板)
・インシュレーションボード
JIS A 5908 パーティクルボード
JIS A 9521 建築用断熱材
・インシュレーションファイバー断熱材
   ・ファイバーマット
   ・ファイバーボード
Q2.
木質ボードはどんなところに使用されていますか?
A .
木質ボードの主な用途
ハードボード 自動車内装、建築(内装、押入内装等)、一般家具、弱電キャビネット、玩具、フロアー等の養生板、梱包資材等
MDF 建築(耐力壁、内装等)、厨房家具、机、収納家具、楽器、オーディオ製品(キャビネット、ラック)、窓枠、建具造作材、フロアー台板、梱包資材、雑貨等
インシュレーションボード 畳床、耐力壁、断熱仕上材(天井、壁)フロアー等の養生板、カーペット下地、屋根下地、断熱材(インシュレーションファイバーマット)等
パーティクルボード 建築(床、壁、野地、耐力壁)、厨房家具、机、収納家具、建具、造作材、フロアー台板、楽器、オーディオ製品(キャビネット、ラック)、二重床の下地材等
Q3.
木質ボードはリサイクル資材ですか?
A .
そうです。未利用木材資源を主原料にして生産されます。
木質ボードは、建築発生木材、合板や製材の端材、梱包材、林地残材など、いわゆる木質系廃棄物をチップ化して均質な大板として再生しています。
製品はグリーン購入法やエコマーク対象品となっています。
Q4.
我が国においてはいつごろから生産されていますか?
A .
未利用木材資源の有効利用を目指して昭和28年より企業化されておりますが、本格的な生産は昭和30年代の前半からです。
Q5.
木質ボードの信頼性、安全性はどうですか?
A .
たとえば、各種ボードとも住宅金融支援機構の仕様書、公共建築工事標準仕様書等にも標準材料として折り込まれております。またホルムアルデヒド放散量規制については、対象となるMDF、パーティクルボードはJIS規格でF☆☆☆☆、F☆☆☆、F☆☆の三段階で規制されています。さらに各社でも低ホルマリン製品の開発が進んでいます。
ハードボードとインシュレーションボードはホルムアルデヒドの規制については告示対象外となります。
Q6.
合板と比較してどうですか?
A .
合板は丸太を薄い単板に剥き、積層してつくります。木質ボードは木材チップを細片や繊維にして成型します。したがって、木質ボードは合板と比べて均質で、用途に応じて多様な製品があり、原料を選ばないので廃材のリサイクル利用ができます。市場価格と品質の安定が特徴です。
Q7.
木質ボードの利用が何故環境問題に貢献するのですか?
A .
木質ボードは原料として木質系廃棄物が利用できます。廃材は燃やせばダイオキシンやCO2の発生となり、一方で埋め立て場の残余量も減少の一途です。木質ボードに加工することで炭素固定や放出量など、地球環境問題への貢献度も見逃せません。
Q8.
木質ボードはグリーン購入法の対象商品ですか?
A .
はい、そうです。グリーン購入法とは、正式には、「国等による環境物品等調達の推進等に関する法律」で、通称「グリーン購入法」と呼んでいます。
国の経済に大きな影響力を与える国の機関に、グリーン購入を推進するための方針(調達方針)の作成と「調達方針」に基づく環境負荷の低い物品(環境物品)等の調達を義務づけ、国等が率先してグリーン購入を推進するものです。
また地方自治体も、調達方針を作成し、グリーン購入を推進するよう努めなければなりません。さらに事業者、国民にもグリーン購入の取り組みの輪を広げ、我が国全体の環境物品の購入等を促進し、持続的発展が可能な社会の構築を目指す法律です。(平成13年4月より全面施行されました)
グリーン購入法の基本方針が決定され、特定調達品目として公共工事分野において繊維板、パーティクルボードが指定されております。
グリーン購入法マーク
グリーン購入法
Q9.
HP「資料」にある資料「木質ボードの原料と合法性に関して」は印刷紙等を貼り付けた化粧木質ボードにも適用できますか?
A .
HPにある、「木質ボードの原料と合法性に関して」は木質ボード素板の原料である木材チップに対する宣言書であり、印刷紙や突板等の原料の合法性まで含めた宣言書ではありません。したがって、印刷紙や突板の原料の合法性証明についてはそれぞれの関連団体やメーカーにお問い合わせください。