木質ボード誕生の背景

我が国の木質ボード産業は木材資源の高度有効利用を目的として企業化された。
戦後、海外を含めた多くの木材供給減を喪失した我が国は世界的な資源不足の両面より圧迫を受け極めて深刻な問題となっていた。当時、木材産業界がこの打開策のために深い関心を寄せていたことは当然のことであった。
こうして、森林資源の生産と消費の両輪が主題となって多岐にわたる活動が開始された。
この中の一つとして木材の高度利用の新産業として木質ボード産業が取り上げられた。その理由は第一に、製品歩止まりが極めて高いこと、第二に未利用材を高度に利用できることであった。
爾来、時代背景は変わっても一貫して木材資源の高度有効利用産業として存在感を示している。製品は、住宅資材、家具、木工資材、工業用資材として広く国民生活に寄与している。
日本繊維板工業会は、業界に先がけて環境宣言をスタートさせるとともにホルムアルデヒドの放散等級表示制度や4VOC放散表示制度についても積極的に取り組んでいる。

木質ボードは木材資源のマテリアルリサイクルから生まれます。木質ボードの利用で接続可能な循環型社会の実現を!!

リサイクルの流れ

木質ボードの種類

木質ボードには繊維板とパーティクルボードがあります。
繊維板はファイバーボードとも呼ばれ木材そのほかの植物繊維を主原料とし、これらをいったん繊維化してから成型した板状製品の総称で、JISでは密度によりハードボード(HB)、MDF(メディアム・デンシティファイバーボード)インシュレーションボード(IB)の3種類に分けています。
パーティクルボードは、木材その他の植物繊維質の小片(パーティクル)に合成樹脂接着剤を塗布し、一定の面積と厚さに熱圧成型して作られる板状製品です。

ハードボード MDF インシュレーションボード パーティクルボード